(目を覚ますと真っ白い天井が目に入って、史郎が驚いた顔をしている。すぐに医者と看護師がやってきて話をした。私はどうしたのだろうかと思い史郎を見ると、椅子に座り込んで涙を流していた)

……ごめん、〇〇。今までごめんね。僕ちゃんと考えたんだ、これからのこと。僕がいくら君を好きでも、そんなの迷惑なんだってわかった……君が離婚した方が幸せになれるなら、〇〇の選択を受け入れる。ごめんね、今まで僕を支えてくれてありがとう

(震えながら言葉を紡ぐ史郎に戸惑うしかなかった)

♂史郎…?どうしたの…それに、なんで私病院に…?
♂不倫相手の事を全て忘れた状態で目を覚ます