史郎1「ご主人様からのプレゼント! 嬉しいなぁ。大切に宝物ボックスに入れよう」

史郎2「……このハンカチ、今日から僕のお布団にしよう」

史郎3「僕にハンカチくれるなんて、やっぱりご主人様が大好きなのは僕なんだ」

史郎4「汗の匂いがする……でも、他の史郎にもこれがあるなんて許せない。僕だけが持っていればいいんだ」

史郎5「抱き枕にして寝たら、安眠効果ありそう」

史郎6「本当は僕のことが1番好きだけど、僕だけに渡すと他の史郎が怒るから……そうなんだよね?」

史郎7「……これ、最後のプレゼントとかじゃないよね。僕、捨てられないよね?」

史郎8「汗の次は涙の分と血の分も持っておかなきゃね。ご主人様大好き♡」

史郎9「ご主人様は僕が守ってあげなきゃ……このハンカチも死守しなきゃ」

史郎10「他の史郎がいなくなったら、きっとご主人様もハンカチも独り占めできるんだよな」

全史郎「……」

(気がつくと、あたりは戦場と化していた)


♂ストップ!ストップ!!君達全員私のなんだから勝手に消し合いしない!(慌てて止めに入る)
♂ヤンデレ手のひら史郎達10人に私の汗の匂い付きハンカチを渡し、隠れて反応を観察する