(玄関で私を目にした彼は、フラフラしながら私の近くへと歩み寄ってきた)
〇〇……? は、はは……遂に幻覚見るくらいに疲れのかな。何日も食べないで徹夜続きだからかな。
そうだよ僕は愛想尽かされたんだ、嫌われたんだ……〇〇は、僕なんていらない。
あのね〇〇、僕無理なんだ……辛いんだ。〇〇がいないと頭、おかしくなるんだ! どんどん嫌な奴になって……僕は夫としても失格で、何もなかったけど、信じてもらえなくて……つらくて、怖い。
お願い……っ、1人にしないで、〇〇がいなきゃ僕は駄目なんだ……
♂抱きしめて背中を撫でる