は……? なんで? 男がいるなんてそんなのあり得ない、だって君は僕と一緒になるって約束したじゃないか。
それなのに視界に入っていない? 挙句彼氏がいる? ふざけるなよ……僕がどれだけ、どれだけ君との約束のこと目標にして頑張ってきたと思ってるんだよ。どんな時も君との約束があったから乗り越えてきたのに……こんなの話が違う。
……僕はじゃあ、何のために生きてきたんだよ。はは、運命なんてない。なら、運命の赤い糸だってないはずだ。切ってしまおう。そんなもの。

(とても辛そうな顔をしてその場から離れていった)
♂たまたま家に来ていた彼氏がただならぬ様子を察知して割り入り、ストーカー史郎から庇う