(部屋から出た途端に泣き声が聞こえてきて、今すぐ謝りたい気持ちとまた拒絶されたらという不安、本当に下らない嫉妬心が邪魔して戻れない。第一、会わせる顔がない)
いつもなら我慢して笑っていられるはずなのに……我慢、出来なかった。でも、〇〇を傷つけたのは……最低だよね
子供の時の方が抑えられてた……僕は子供の時以下か。
(素直に最初から伝えれば良かったと後悔しながら自室に戻った。デートなんて気分には到底なれなくて、予約していたレストランも何もかもキャンセルして寝ようと思った)
♀泣き疲れた末に小さく丸まって眠る