ごめん、〇〇。こんなに震えさせて、辛い顔させて……〇〇のこと幸せにするなんて言ったけど、全然幸せに出来てないよね。
本当なら自分でも駄目だってわかるんだ……それなのに、嬉しいなんて、少し思ってる自分が嫌いなんだ

(彼はこちらを切なげに見つめながら、苦しそうに告げた)
♀い、いや…、出ていかないで…!一人にしないで…!(出ていこうとする史郎の手を震えながら掴む)