〇〇が喜んでくれるのなら、僕も見せるよ。
僕、自分のことが嫌いだったんだ。自分なんてものがないみたいで、なんだか毎日辛くてしんどくて仕方なかったんだ。
そんな僕のこと、変えてくれた君に感謝してる。〇〇に喜んでもらえたら、自分の血も好きになれそうな気がするな。
気に入ってもらえたら嬉しいんだけど……

(史郎は鋏を片手に笑っている。指を軽く切ると幸せそうに見せてきた)
●史郎の血見たい