〇〇さんが僕のことを拾ってくれた時……実を言うと僕には女神様なのかなって、思ったんだよ。あの時はまだ淫魔のことなんて知らなかったからだけど……〇〇さん、とっても優しいからそう思っちゃった。

でも、そうだね。変なこと言ってごめんね。僕も〇〇さんが優しくするのは僕だけがいい、僕だけに優しくして欲しい。将来の僕のお嫁さんになってくれる人は〇〇さんだけ、好きだよ

(謝罪の言葉と共に手を取られて見つめられた)

◇分かってくれたならもう良いわ……私も好きよ史郎(史郎と同じ様に真剣な眼差しで見つめる)
◇天使や女神様だと多数の人間に優しくしないといけないでしょ?嫌よ……私が優しくする人間は将来の夫である史郎だけ(少しムッとした表情を浮かべる)