この部屋はね、僕の妻になってくれた女性の部屋なんだ。もう彼女はいないんだけど……ずっと忘れられないんだ。これからもずっと一人で過ごそうと思ってた。
……ずっと此処にいて良いんだよ。僕は妻を失った、君は家族がいない。それなら寂しいもの同士で助け合って暮らそう

(私に記憶が戻ったことには気が付いていないようだ。寂しそうに握手を求められた)

◇山の中で1人で居ても泣かないでこっちの心配して、自分は熊に食べられようとしてた子がこんな寂しそうな顔するなんて……ただいま史郎遅くなってごめんね(前世での出会いの事を話し、差し出された史郎の手をしっかり握る)
◇史郎に連れて来られた家で前世での自分の私物に触れた事で前世の記憶を全て思い出す