こんなの初めてだな。
あんなに上手くやってきたのに……努力したのに。蓋を開けたらみんな僕から離れていくんだ。僕の努力が足りないから、ダメなんだ。
……僕がもっと頑張らなきゃ。僕の努力が足りないから、僕は信じてもらえないんだ。僕の努力が足りないから、みんな僕から離れていくんだ。

〇〇さんも、やっぱり離れていくのかな。
頑張らないと……もっと頑張れば、きっとまた元に戻れる。気を抜くから、みんな僕のことを無視するんだ。頑張らないと。

(無視をされても彼は登校し続けている。いつものように振る舞っては無視され、少し疲れているようにも見えた)

⇔史郎くんにずっと変わらず接し続ける
⇔(担任時)大丈夫ですか、紺野くん。先生でよければお話、聞きますよ
⇔心ちゃんの根回しで史郎くんが無視されるようになる