ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。俺が駄目だから伝え方間違ったからこんなことになったんです。俺が悪かったんです。俺が我慢すれば良かったんです。今までみたいにどんなことされても許してれば良かったんです余計なことしなければこんな、こんなことにはならなかったのに。結果的に●●さんが自殺しちゃった……俺が我慢してれば先輩は死なずに済んだのに、先輩にも周りの人にも会社の人にもみんなにも迷惑かけてしまった。どうしよう俺は生きてる価値がない、●●さんの性格を分かってるなら別れるなんて言ったらいけなかったんだ。俺が悪いごめんなさい、俺のせいでごめんなさい。ごめんなさいごめんなさい、もう嫌だ消えたいどうしよう俺のせいだ。●●さんごめんなさい、●●さんの相手の方々にも申し訳ない。俺のせいで、どうして……俺、あの時……
(誰が話したのかは知らないが、先輩とやらが自殺してからの春はおかしくなった。いつものように病室に向かうと何度もごめんなさいと謝罪を繰り返して頭をかかえながらうずくまっていた)
→五十嵐から貰ったネクタイで首を吊る