っ、ふ……ごめんなさい

(やっぱり面倒臭くてうるさい俺なんて、先輩は嫌いなんだろうな。せめてうるさくて耳障りな声が出ないようにと思ったけど出ちゃうから、永遠に声なんて出なくなれば良いと思った。涙が出るけどそれだって先輩には面倒臭いはずだ。目が潰れたらなにも見なくて済むし、喉が潰れれば先輩を不快にさせる言葉も声も出ないし、耳が聞こえなくなったら、きっと煩わしさから解放されるよな、とか考えながら部屋を出た。これ以上可愛くなくなったら先輩は俺を捨てるだろうけど)

先輩に嫌われるような俺なんて価値はないから……初めて俺が嫌いになったのが、先輩じゃなくて良かった。自分で良かった


→ごめん!思わず酷いこと言っちゃって……本気じゃないから!本当にごめん、俺は大事な恋人になんてことを……(追いかけて謝罪する)
→うるさいからちょっと黙ってて (寝直す)