(あの人を見送る時、とある予感がした。今までのあの人なら、次にどんな行動を取るか分かりきってる。止めたい、今すぐ追いかけて抱きしめたかった。抱きしめて俺も謝ってそれで、前みたいにって……)

でも俺、もう先輩といられないことしちゃったんです。だから、今から……せめて貴方が彼と会えるように、最後の仕事を頑張りますね。さあ、貴方も先輩と一緒に……幸せですよね?

(部屋に戻って目の前で床に転がる男に笑いかけて、ソレを振り上げた。三桁の番号に電話をかけ、サイレンが近づいて来る。これで俺の恋愛は全てお終い)
→♂何で? 俺が汚い男だから? だから俺とはもう、付き合ってくれないの? そうだよね、お前じゃないと意味ないのに…… なら、俺一人で…… (家に戻って死ぬ)