(可愛い、可愛いな。自己嫌悪してるんだろうな……少しいじめすぎたかな。素直なところが見たかっただけなんだけど。しょんぼりしてる〇〇も可愛い……ああ、でも可哀想になってきた。どうしようかな、構ってあげようか。それとも、もう少し読書するフリを続けて……)
……〇〇、こっちにおいで。
たまには君の口から、好きだって言って欲しかっただけなんだ。
君が素直になりたくても素直に言えないのわかってるよ、意地悪してごめんね。
(結局のところ構ってしまう。最後まで意地悪なんて、〇〇には出来ない)
私の方こそ本当にごめんなさいでした…(控えめに抱きつく)