(開けてみると、茶色と黒のもふもふした生地のファーバッグが…!)
それは俺のだ。お前に渡ったのか。
悪運の引きが強いこった。
…(ガサガサ)
…何だこれは…百獣の王の刺繍か?
(それは、私のです。お気に召さなかったでしょうか…。と申し訳なく聞いてみる)
…お前のかよ…別に嫌だとか言ってねえだろうが。悲観的になってんなよ。
悪くねーんじゃねえか?………持ち歩くかは別だが、らぎーに一応預けとく。
…あいつなら刺繍も崩れないように手洗いするだろうしな。
(なんだかんだで優しい黒ギャルだった…)
黄色のショッパー