(………。まったく光を通さない部屋では外の様子が分からないので近くに置いていたスマホを見ると予想の1時間は遅く起きてしまった…。
まあ今日は休みだからいいか。と思いながら布団に潜り、悪戯心からまだ寝ているであろういであちゃんのたわわを堪能しようと無防備な身体に手を這わせる…………)
(…?いつもより痩せたというか、ゴツゴツしている…?あとなんか大きくなった…?
おかしいと思いつつ、なかなか柔らかなおっぱいが見当たらない…寝ぼけてるのかな…とさらにさわさわと手を這わせる…………。
そういえば髪の毛が普通じゃない…?
……やけに痩せた太ももの間に手を忍ばせると…………本来女の子にはない感触が………!!)
ン…ヒッ……ゥゥ゛…(ビクッ…)
(…いつか聞いたクッソ低い声………。
顔を覗くと青白い肌、整った顔立ちにはっきり浮いた青い唇、そこから覗くギザギザした歯牙…。
い、い、い、いであちゃんからイデア♂に!!!!
元に戻ってるーーー!!!!????とあらんかぎりの声量で叫んだ)

ギィヤッッ!??(ドバタン!)
…ダレ!?ダレナノ!?ハッ!?監督生氏!?何!!イッタイゼンタイ!!!ナゼ僕と一緒のベッドでなんでねねねねねてるんンの!?
アバウワババヤバ…思考が初期段階の低知能ロボ並にバグるていうかさっきどさくさに紛れて拙者の拙者をまさぐりやがりましたよねぇ!?ぎゅむ…って握ったヨネェ!?
(早口で捲し立てられ混乱するなか、ふと部屋のドアが開く…)
『おはよ…ちょっと早起きして顔洗ってた………って!!誰、そいつ!?』