話聞いてないし…ヒィッ!!な、なんか久々のこの感覚……!!
ってノッてる場合じゃなくて!
そのもふもふやめれェ!!
あ…髪引っ張るなよ…!潜りこむなってば…!
♀:監督生氏ぃ〜…どこ〜?(パタパタ)
………あ………(静止)
(イデア先輩の髪の中…ちょうど後ろにすっぽり隠れる形になっている最中にいであちゃんの声が聞こえてきた…)
♀:……うわ…でた…(ジト)……ねえ、監督生氏見てない?…まさか匿ってるとか…無いよね?
(ギク)………いや?見てないし知りませんが?
♀:…………(ガバッ!!)
ヒィイイイイッッッ!?
何するんだよこの痴女!!!
(いであちゃんはすかさず後ろに回って先輩の髪の毛を捲りあげた!
完全に目があった……うわ修羅場だオワタ…と思ったが、相手はこちらに気づいていない様子で……)

♀:………いない……う、疑って……ごめんなさい…。
…………え、いや…別に。
(やけに素直…ていうか、弱気だな…)
♀:…………監督生氏………本当にどこ…?
い、一緒にいないと不安だよ………ううー…(オロ…)
(今にも泣きそうな声がゆっくり遠ざかっていく…。陰からいであちゃんを目で追っていると、いつの間にか先輩から背中越しに見つめられていた)
つい咄嗟に視覚効果による迷彩化()で君のことを見えなくしたわけだけど……………。
逆に悪いことしたかな。
……僕に構うよりも彼女についてあげた方がいい…と思う。……ほら、君たち一応一緒に住んでるわけだから…さ。あんな感じでも1人だと心細いんだろうし。
…………まぁ、また……構いたくなったら気が向いた時にでも僕の部屋に来るなりしたらどうかと。彼女の目を盗んで……ていうか、できるものならって感じですが。
優しいんだね、そういうとこが好きだよ!(頬にちゅーする)