(今日も色々あって疲れた…早く寝よう)
(もそもそとベッドに入ろうとした時…)
(コンコン)
(また、鏡からノック音?
…見覚えのある大きな耳のようなシルエットに近づいてみた)
「ばぁッ♡驚いたかい?ヒッヒ…。このカチューシャもこんな形で役に立つなんてねぇ(ポイ)
いや失敬失敬、面白そうだったからついイタズラしてしまった、ぐふふ。さっきの顔はすごくヨかったよ。
そっちは楽しそうだねぇ。君の周りは小生好みの笑いに満ち溢れていてとても興味深い。
…なぜそんなことを知ってるかって?
それはなんでも見通せる不思議な魔法を使っているからねぇ〜。また会える時がきたらよろしく頼むよ、極上の笑いをお土産にね(ケタケタ)
んん?小生かい?
…小生はしがないただの葬儀屋の男だよ。頭の片隅にでも覚えておいてくれたら嬉しいね、それではご機嫌よう…」
(帽子を目深にかぶった長髪の男性はそう言ってお辞儀をするとすっと消えてまた元の鏡に戻った…夢でも見てるのか、それとも…)
(RA)
先に拾った方の負けだコラァ!かかってこいオラァ!!