イデア:…僕は昨年、長時間にわたるメンテ、ストーリー内でのあまりの人望のなさと数々の失言によりイベントキーキャラに関わらずひっそりと炎上していた…。サジェストは『イデア 嫌い』『イデア クズ』で埋まり、このベイビーを非公開にしている間戦々恐々と過ごした…。
そうだ、これもひとつの世界。僕の中の可能性。
今の僕が僕そのものではない。色んな僕自身がありえるんだ。
そうだ…シュラウド家の嫡男ではない僕もありえるんだ。
ヴィル:そう思えば、この現実世界も決して悪いもんじゃないわ
イデア:「現実世界は悪くないかもしれない。でも自分は嫌いだ」
リドル:"現実"を、悪く嫌だととらえているのは、先輩の心だ
ルーク:"現実"を真実に置き換えている、君の心さ
エペル:現実を見る角度、置き換える場所。これらが少し違うだけで、心の中は大きく変わる…と思う。
エース:"真実"は人の数だけ存在する
トレイ:だが、お前の"真実"はひとつだ。狭量な世界観で作られ、自分を守る為に変更された情報。…歪められた"真実"さ
チェーニャ:ま、人一人がもてる世界観なんて、ちっぽけなモンでにゃーか。
リリア:だが、人はその自分の小さな物差しでしか、物事を測れない。
アズール:与えられた他人の真実でしか、物事を見ようとしない
ヴィル「晴れの日は気分良く」
オルト「雨の日は、憂鬱」
アズール「と、教えられたら、そう思い込んでしまう」
クルーウェル「雨の日だって、楽しい事はあるのにな」
トレイン「受け取り方ひとつで、まるで別物になってしまう脆弱なものだ。人の中の"真実"とはな」
エース「人間の真実なんてその程度のもんじゃん。だから、より深い真実を知りたくなるんじゃねーの?」
イデア父「ただ、お前は人に好かれる事に慣れていないだけだ」
ヴィル「だからそうやって、人の顔色ばかりを伺う必要なんてないのよ」
イデア「でも、皆僕が嫌いじゃないのかな…?」
アズール「あなたバカですか?あなたがひとりでそう思い込んでるだけなのでは?」
イデア「でも、僕は僕が嫌いなんだ」
オルト「自分が嫌いな人は、他人を好きに、信頼するように、なれないよ」
イデア「僕は卑怯で、臆病で、ズルくて、弱虫で…」
ヴィル「"自分"が分かれば、優しくできるでしょう…?」
僕は、僕が嫌いだ。
でも、好きになれるかもしれない!
―パシ― 僕はここにいてもいいのかもしれない。
―ピシ― そうだ、僕は僕でしかない。
―パキン― 僕は僕だ。僕でいたい。
―ビキン― 僕はここにいたい。
―ガタン― 僕はここにいてもいいんだ!! バシュゥゥゥウウ…ワァァァアア…