(パン)


(一瞬何をされたか分からなかった。が、だんだん頬に痛みと熱が…………じわ、と涙が浮かび相手を睨む)


もっと君は聡い子だと思っていましたがねぇ。
仏の顔もそう続くものでもありません。



…………ほう、また“クソジジイ”ですか(パン)

聞き分けの悪い子には私直々にいちから教育し直す必要があるようですね(ぐっ)


(頸に手を回され、首を掴まれる…冷たい鉤爪が頸動脈に回ってゾクリと身が震える)


この学園にはある部屋があるのですが、今からそこに君を連れて行きます。
いやだなぁそんな懲罰房だなんて。君のような聞き分けの悪い子供を躾けるための特別な部屋です。
…時間？半日もてばいい方でしょう。
まだ授業がある…？それなら担当教員には体調不良で保健室にでもいると言っておきましょう。
さあ、ついてきなさい。