泣き喚くな!!
まだ何も手ェ出してねーだろうが……黙らないとその口無理やり塞ぐぞ。
(両手を強引に掴まれ尖った歯が近づく……こんな形でキスなんかされたくない…!)

おいテメェ性懲りも無くまだカイワレ大根に憑依してやがったか。
盛りのついた雄みたいなことしてんじゃねェ(デュクシ!!)
フグゥ!!!!
ったく……は?俺が助けた?勘違いすんな、あいつがお前を襲って最後まで行為に及んでみろ。
似てるだとか言われた俺がそういう野郎だと思われるだろうが。そんな不名誉な烙印押されてたまるか。
ほら………自分で立てるなら引っ込めるぞ。
(ですよねーと思いつつ腰が抜けて立たないところに手を差し出され、立ち上がらせてもらえた。
なんだかんだ助けてもらえたから良しとしよう…適当に転がってるゴースト憑きのイデア先輩を養豚場の豚を見るような目つきで見ながらその場を後にした)

ハァアア(クソでかため息)歩くのも息をするのもめんどくさい生きてることがめんどくさー……お。こんな所にいい椅子が…よっこいしょういち…ゴツゴツして寝にくいな…(ゴロン)
うう゛……重……どけ……。