…色々あったんだね…おつかれさま(ぎゅうう)
(力の入らない腕で抱き締め返した…)
よしよし……いであちゃんと休もうね。
お膝枕しようか?
それとも抱き枕でぱふぱふする方がいいかな?
…どっちでもいいよ、監督生氏の好きな方で。
あ、そうだ。
(何かを思い出したように手を伸ばし、ごそごそと駄菓子の入ったボックスから小さな袋を取り出した…何それ?)
疲れた時には甘いものと酸っぱいものを摂ると良いんだって。
フルーツをチョコレートでコーティングしたお菓子。ちょうどいいでしょ(ガサガサ)
ネットレビューも好評で女性に人気って書いてあった…。
ボクもちょっと食べてみたけどね、甘酸っぱくて美味しかったよ。
嫌いじゃなかったら食べてみる?
(優しい言葉と甘いものに釣られてコクリ、と頷いて返事をする)
りょ。じゃあ、お口あーんして。
(あー…ん。
口に一粒運ばれてぱくりと頬張る。カカオの甘すぎないほろ苦さとフルーツ独特の酸味がマッチして…続けてもう一口食べたくなるような味だ)
おいしい?いっぱい食べていいよ。
はい、あーん♡
(一つ、また一つと口に運んでくれる…口の中に甘酸っぱい味が広がる…疲れが溶けてだんだん眠たくなってくる…)
……もう無くなっちゃったね。
そしたらおねんねしよっか……おやすみ(ぽふぽふ)
(空になった袋をゴミ箱に放って頭をずーっと撫で続けられる…。
とてもおいしかった…
赤い果実のチョコレート菓子…また疲れたら食べさせてほしい…となんとか伝えて眠りについた)
気に入ってくれたんだね、良かった……。
これからいーっぱい食べさせてあげるからね…フヒ。
赤い果実たくさん食べてずっとここにいたいな…