…暑いしめんどくさいし周回放置なんてできないし研究もあるしめんどくさいし課題もあるし寒いしめんどくさいうえにめんどくさいからいい。
…洗浄魔法使ってパパッと消毒する……。


(…………。
無言で自分用と先輩用のタオルと着替えの下着とパジャマをかき集める…)


…うえー……強引かー………嫌なりぃめんどくさいでござるうぅ……(ぐいぐいズルズル…)


(グダグダぼやいているのを無視してお風呂場まで引きずり、洗面所で無理矢理立たせて義務的に服を脱がす)


やだー…えっちぃ…(棒)


(自分も脱いでお風呂場に入る。
なかなか相手はうだうだと動かないから、手を引っ張って洗い場の椅子に座らせ、とりあえずぱぱっと洗うことにした。まず髪をシャワーで汚れを落とすように濡らしていく…量が多いからこれがなかなか大変である。めんどくさがるのも納得…。

一通り髪が濡れたら、良いお値段のするシャンプーを手にたっぷり取る。頭皮のスカルプケアができるオーガニックタイプのものでスーッとした香りが仄かに鼻をくすぐる。
軽く手の中で馴染ませ泡立たせると頭皮を中心にマッサージするようにシャンプーをしていく。
そこそこマッサージには自信があるし、普段からいであ先輩が念入りにやっているとは思えないのでやや強めに指に圧をかける。
当の相手は「ふええ…」とか言って嫌がっていたがだんだん「はう…気持ちいい……」と目を伏せて呟いている。まるでペットの入浴介助…と思いつつ何分かかけて頭皮と髪全体にシャンプーを馴染ませていった後、泡が残らないようにシャワーでしっかりすすいでいく。
すすぎ終わると、髪を雑巾絞りの容量で水切りをして、お高そうなトリートメントを塗布していく。
うなじにつかないように髪をアップにしてまとめ、持っているゴムで括る。

トリートメントを浸透させている間に体を洗おうとすると、待って！と言われる。
いまさら身体を見られてどうこう言うわけでもないだろうに…)


あの、違うの。やってもらってばかりじゃなくてボクも監督生氏の頭洗って、背中流したい…。
せっかくお風呂入ってるんだし…。

(お風呂の蒸気でのぼせているのかいつもより頬が紅潮して汗も相まって表情に高校生らしからぬ色気が垣間見える…。人にしてもらうのも久しぶりなのでじゃあ、お願いしますと肯定の返事をする)


じゃあ、代わろう。小さい頃オルトの頭洗ったりした時以来だなー……男児用のキャラ物シャンプー使ってね、うまく泡立てられなくて困ってたな〜懐かしい、ふひ(ワシャワシャ)


(軽く濡らした髪にシャンプーを塗布した指先がゆっくり絡まり、瞬く間に泡立っていく。
痛すぎず、緩すぎずちょうどいい優しい手つきで頭全体の頭皮をぐいぐいと刺激される…楽な上に…気持ちいい…)


グフ、結構うまいでしょ？このシャンプー泡立ちが良くて速乾性あるから好きなんだよね。

(決め所が香りとかパッケージじゃないところが相変わらず本人らしい…頭皮をマッサージされたと思ったら、側頭部を細かい手つきで刺激されていく……)


痒いところございませんかー？


(全体的にお願いします…)


ふふ、はーい(笑)

よし、洗い流すよー目ギュってしててねー(ザーーー)


(終わるのか…とちょっと名残惜しくなりながら言われた通り目を閉じる。…泡と共に今日1日の疲れまで流れていく気持ちがする…)


気持ちよかった？ならOKです。
トリートメントつけるね…。


(トリートメントをされてる間にウォッシュタオルに泡を立ててからお互い軽く背中を流しあい、よくすすいでからバスタブに入った。何がとは言わないが、たわわですべすべしてて柔らかかった…)


はうううあったマルチーズ…………お風呂気持ちいいねえ(ぎゅう)
お風呂上がったらチョコミントハーゲン冷やしてるから録画したアニメ見ながら食べようね…。