初めまして、俺は円満雄剣。
都立雲雀高校の2年で剣道部の副将を務めている。
…が、諸事情で異世界に飛ばされてしまった。
お前は…周りの連中と違って何となく雰囲気が柔らかくて親しみやすそうだな。
ものすごく変なことを聞くが、もしかしてお前も別の世界から来たのか?
(問いかけにこくりと頷く)
そうか…とんでもないことに巻き込まれたな、お互い。
でもこうして同じ立場の仲間に会えてよかった。
これから色々あると思うが、よろしく頼む。
困ったときはお互い様だからな。
(すっと手を差し出された…こちらも手を差し出すとぎゅっと強くて握られた。分厚く硬く、とても暖かくて頼もしさを感じるような手だった…)
○初めまして