それは構わないっすけど…

大丈夫ですか?具合が悪いなら、寮に戻った方が……。


(貴女の額に手を当てると、今度は両手で両頬を包み込んできた。)


熱っぽいっつーか…普通に熱あるんじゃないすか?
顔も赤いし……やっぱ帰った方がいいですよッ。

―――“大丈夫!”じゃないでしょ!部屋まで送りますから、たまにはオレの言う事を聞いてくださいッ。

元気な時はサボるくせに、なんでこういう時は意地でも帰ろうとしねえんだよッ。
熱っぽいから夷澤くんの手で冷まさせて