―――ッ!い、いいっすよッ。
センパイの手が冷えちまうじゃないすか。


(引っ込めようとした夷澤の手を強く握り締める貴女。
あっという間に夷澤の手は温かくなった。それと同時に何故か頬も赤くなった。)


す、すみません…。さっきまで外に居たもので……。
もう大丈夫っすから。ありがとうございます。


今度は私の手が冷たくなっちゃったな〜(チラッ)
夷澤の手を温める