【双樹】
待ちなさい。

(生徒会室に入ろうとした所を双樹に止められてしまった。)

【双樹】
―――わかってるわ。夷澤に会いに来たのよね?
あの子なら部屋の中に居るけど……ちょっと今は、ね…。
他の生徒と二人きりでお話し中だから。


(“二人きり”と聞いてムッとしながら双樹に詰め寄る貴女。)


【双樹】
ああ、そういう意味じゃなくてね?
ただあまり見せたくないというか…。


【生意気な男子生徒の声】
――――お待たせしました。


ちょっと夷澤の様子を見てくる