(生徒会室に居た夷澤の隙を狙い、押し倒すことに成功した。)
□□センパイッ―――…な、何してんすかッ。
出てってください。ここは生徒会室ですよ。一般生徒が立ち入りを禁止されてるんッ、ん゛…!
(擽ってみると、貴女を押し返そうとしていた夷澤の腕から一気に力が抜けた。)
ふ、ふざけてねえでさっさとどけってッ!
誰か入ってきたら怒られんのオレなんだッ…からッ!
(擽りに弱いのか、力が抜けた両手で必死に自分の口を押さえている。
意地でも笑い声は聞かせないつもりらしい。
そんな夷澤を見て、悪戯心に火がついた貴女は本気を出そうかと袖を捲った。)
【妖艶な女生徒の声】
夷澤―――、頼んでた仕事終わった~?
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