ああ………なんだ。

じゃあ、オレが書いてあげましょうか?
どうでもいい相手にセンパイが時間を費やす必要なんかないですよ。


…。いや、オレのことなら気にしないでください。
オレにとっては“どうでもいい相手”ではないんで。




……。それにしても、返事の書き方を聞いてくるなんて…センパイは本当に優しい人っすね。
手紙の相手、きっとセンパイのそういう所を好きになったんでしょうね。
気持ち分かりますよ。オレだって好きですから…あんたのこと。


(夷澤の言葉に何も言えず俯く貴女。)


だからこそ、てめえなんざセンパイの眼中にねえんだってことをじっくり分からせてやる必要があるんです。
任せてくださいセンパイッ!オレ、丁重に叩き潰してきますッ!
【返事ってどうやって書くの?3】