(残りの一本を挿そうとした夷澤の手が止まった。)

【夷澤】
…この、一本……オレがもらっても良いですか?


――――ッ!い、いや…別に変な意味なんかないですよ!
ただ寮の部屋って何も無いですし、たまには花を飾ってみるのも良いかと思っただけで…!

(コクリと頷く貴女を見て、嬉しそうに笑う夷澤。)

【夷澤】
いいんすか?ありがとうございますッ!
本当は花束全部持って帰りたい所っすけど、あんな狭い部屋じゃ勿体無いっすからね。
……。へへッ。大事にしますね、センパイ。
【花束をプレゼントする2】