………。セ、センパイ。
オレ、そろそろ教室に……

(立ち上がろうとした夷澤の袖を掴み、無言の圧力をかける貴女。)

……。わ…わかりました。
なんか知らないっすけど、オレが居ないと困るのなら食べ終わるまで我慢します……。

(貴女の食事が終わるまで、夷澤は必死に目を逸らしていた。)
【米が進む】