(夷澤が戻ってきた。
―――しかし、何故か具合が悪そうに頭を抱えている。)
【響】
い…夷澤クン。まだフラフラするの…?
【夷澤】
………。
(不安そうに首を傾げる貴女。)
【夷澤】
いや…なんつーか、最近すっげー頭が痛くて…。
突然意識が無くなったり、記憶が飛んだりするんすよね…。
【響】
学校なんて行ってる場合じゃないよッ。
きっと疲れがたまってるんだ。休んだ方がいいよ夷澤クン…!
【夷澤】
うるせえな。お前には関係ねえだろ。
(“響の言う通りだ”と、心配そうに夷澤に駆け寄る貴女。)
【夷澤】
ッ……。そ…そうっすかね…?センパイがそこまで言うなら…。
でも、生徒会役員のオレが休むわけにはいかないんで……。ありがとうございますッ…。
【響】
(ぼ…僕との温度差…!)
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