【響】
“ハア?なんでお前が間に入ってくる必要があるんだよ。
……あぁ、これでセンパイとどこで話していようと文句は言わせねえってか?
上手いこと乗せたもんだな、響。”

――――ッて言われてまた怖い顔されるに決まってます…!


(演劇部なだけあり、声まで夷澤にそっくりである。)


【響】
ていうか僕との噂を流したところで、追っかけさんからの印象が悪くなるだけなんじゃ……?
夷澤クンとセンパイの仲の良さはもう既にバレバレなわけだし…。

い、色々驚かせてしまいましたけど、ただの追っかけさんですしッ。
そんな怖いことを考えてる人なんてきっと居ませんよ…!……お、おそらくッ!
【私が夷澤くんに事情を説明しておくよ!】