なんすか、その意地は…。
いいから貸してください。すぐに終わりますから。


(強制的にソファーに座らせたものの、まだ何もしていない内からビクつく貴女。)


まだ何もしてないでしょうがッ。
ほんの一瞬なんすから、ちょっと我慢してください。


(しかし何度試みてもビクついてしまい、一滴、また一滴と頬へ流れて行く。
いい加減痺れを切らした夷澤は、貴女の頬を強引に引き寄せる。)


もう!これじゃいつまで経っても終わらないでしょッ。
オレだって暇じゃないんすから、大人しく―――………


【目薬が上手くさせない1】