(しかし貴女は俯くだけで、夷澤に甘えようとはしない。)


……?…えッ…。マジでなんかあったんすか?
いつもならガキみてえに甘えてくるじゃないすか。


(あれこれと言い訳をして甘えるのを控える貴女を見ると、
今度は両腕を広げ、夷澤自ら貴女を抱き締めてきた。)


【甘えるのを控える2】