【夷澤】
え…?髪?


(伸ばした手で、はねている髪を摘んで教えてあげる貴女。
数秒フリーズした後、何故か見る見るうちに夷澤の顔が赤くなっていった。)


【夷澤】
まッ…紛らわしいことしないでくれますッ…!?
寝癖がついていようがどうしようが、センパイには関係無いでしょ…!!


(突然怒って去っていく夷澤を、貴女はぽかんとしながら見送った。)
【撫でるふりをする2】