(振り返ってみると、校舎の鍵をぶら下げた夷澤の姿が。
掴んでいた貴女の腕を慌てて離す彼。)


あんた、□□センパイの彼氏サン…?
あんたのみっともねえ怒号が廊下の端にまで聞こえてましたよ。

下校時刻はとっくに過ぎてます。
さっさと校舎から出ていってください。


(にこやかに会釈をし、その場から去ろうと貴女の手を掴む彼。)


ちょっと待ってください。


【恋人と喧嘩してる所を見られる2】