(保健室――――)


【瑞麗先生】
なるほどな。皆に迷惑を掛けたくないから黙っていた、と…。
迷惑に感じる者が君の周りに居るとも思えんが、仮に居たとして何を隠すことがある?

そうして支え合って生きていくのが人というものだ。
恥じる事も恐れる事も無いのだよ、□□。


(丁寧に手当てをしてもらい、お礼を言って保健室を後にした。)


【怪我を隠す3】