(夷澤が帰っていくのを見送った後、自室へ戻ろうと振り返ると。)


【八千穂】
おーおーッ。見せつけてくれるじゃないかお二人さんッ。


(一部始終を見られていたことを知り、八千穂から目を逸らす。
少し照れながら、押し込むようにして乱暴にハンカチをカバンに入れる貴女。)


【八千穂】
なーに照れてんの○○チャンッ。こんな入口でイチャイチャしておいて~ッ。
相合傘でここまで帰ってきたんでしょ?

あの子、○○チャンがハンカチで拭いてあげてる間ずーっと熱っぽく○○チャンのこと見つめてたよー?
いいねえッ、愛される乙女はッ!


(何故か盛り上がってる八千穂にしつこく絡まれる羽目になった。)
【忘れちゃった3】