……。

………。センパイッ……。


(次第に強くなる腕の力に耐えかね、ペシペシと夷澤の背中を叩く貴女。)


あッ…。すみません、つい…。……。


オレ、□□センパイのこと、好きですよ。

モテたいとか、今更ですって。センパイ。

ククッ…。もしかしたら今の話でオレを、“鈍いな”ッて思ったのかもしんないっすけど…。
オレにしてみればあんたも相当鈍いっすよ。


とりあえず…安心しました。ただの一方通行じゃなくて。
【夷澤くんのことだよ2】