絶対そうっすよ。でないと名前呼んだりしないでしょッ?
何度も何度も呼んでましたよ。
呆れちまうくらい、楽しそうに、嬉しそうに。なにがそんなに、楽しいんだろうって。
……。なんでオレのことは、あんな風に呼んでくれないんだろうって。
(夷澤の言葉に、怪訝そうに眉を寄せる貴女。)
まあ、いいじゃないすか。
覚えてないってことは大した夢じゃなかったんでしょ。
それより、こんな場所で寝ちまうなんて疲れがたまってるんじゃないすか?
彼氏なんざ放って置いて、無理せず体を休めないとダメですよ、センパイ。
【夢に誰か出てきた気がするけど…夷澤くんだったのかな…。】