□□サン。

分かってんのか?あんた、こいつ等に怪我させられたんすよ。
あんたの体を傷つけた奴等を、なんであんたが庇ってやってんすかッ。


(夷澤に何を言われようと、貴女は両手を広げて生徒達を庇い続けている。
次第に、貴女から向けられる怯えた瞳に耐え兼ねた夷澤は、ようやく拳をおろした。)



【喧嘩しないで2】