本当はセンパイに話そうか迷ったんすよ。
平気な顔されたらどうしようかと思って…。


でも、まさか…ね。
泣いてくれるとは夢にも思いませんでしたよ。


すみませんでした、センパイ。
オレの幼稚な駆け引きで悲しませてしまって…。



(泣きながら抱きついてきた貴女を、夷澤は優しく抱き返した。)
【告白されているところを目撃する6】