【夷澤】
……は……?

――――な…何言ってんすかセンパイ。落ち着いて下さいよッ。
冗談っすよ…!素直に言えないだけですよきっと!
今頃拒んだことを後悔してるでしょうから、会いに行ってあげてください!

ほら、早くッ。


(夷澤の励ましで笑顔を取り戻した貴女は、彼氏の元へ駆けていった。)


【夷澤】
………。……。
センパイのためだ…。センパイのためだ…。センパイのためだッ…。

(虚ろな目で、夷澤は寮へと戻っていった。)
【別れるくらいなら…彼氏を殺して私も死ぬ…(虚ろな目)】