(貴女の分、自分の分のホットミルクを持ってきた。
息を吹き掛けながら、ゆっくりと飲んでいる貴女を見つめる夷澤。)


どうすか?美味いっしょ!

生徒会のヤツ等、オレが作った物とか全然飲もうとしねえから、結局ホットミルクが多くなるんすよ。
なんなんすかね…。コーヒーとか紅茶とか、誰が作っても大して味変わんないと思うんすけど…。


(何も言えないまま、貴女は優しげに苦笑いを浮かべた。)


【今日誕生日なの6】