どうぞ。


(珈琲が運ばれてきた。部屋中に漂ういい香り。
しかし、ひと口飲んだ瞬間とてつもない不味さが口内を支配した。)


どうしたんすか?変な顔して…。
…あッ!そうか、すみません忘れてました。

はいッどうぞ。


(ミルクピッチャーとシュガーポットを持ってきてくれた。
しかしそういう問題ではない。夷澤の腕の問題である。)


【今日誕生日なの3】