(溜め息をつきながら困ったように笑う夷澤。)


はいはい…。じゃあ今度はセンパイの番な。

温まったら―――……。
いや、気が済んだら言ってくださいね。


(両手で優しく包み込んできた。
本当は冷えてなどいない、貴女の温かい手を。)
【今度は私の手が冷たくなっちゃったな〜(チラッ)】