(貴女と別れ、男子寮へと向かう夷澤と響。)


【響】
い…夷澤クン…。ありがとう、助けてくれて。

【夷澤】
礼なら□□センパイに言えよ。
さっきも言ったが、今度センパイを盾にするようなマネしたら許さねえからな。

【響】
………。
夷澤クンって…本当に□□センパイのことが好きなんだね…。

――――イタッ!
な…なんで叩くのッ…!?

【夷澤】
う、うるせえ文句あんのかッ!!
【二人とも、送ってくれてありがとう。気を付けて帰ってね?2】