――――!
あれッ?どうしたんすかセンパイ。帰ったんじゃ……。

……コレは…?


(夷澤に牛乳を手渡し、またソファーに深く座る貴女。)


え?これ…取りに行ってくれてたんすか?
オレのために……?

………。……。

ありがとう、ございます…ッ。


(“お返しにコーヒー淹れてきてあげます”等と若干震えた声で言いながら、
目を押さえて給湯室へ入っていった。)
【一旦帰って牛乳を差し入れに戻ってくる】