(一瞬“しまった”という顔をされたが、一応ルールは知ってるようで今度は離そうとはしない。
ポリポリと端から食べていくにつれ、夷澤の頬が染まっていく。

正直勝ち負けより夷澤の表情の変化を楽しみたかった貴女は、徐々に余裕が無くなっていく彼を見て、
実に楽しそうに距離を縮めて行った。)


【夷澤】
ッ………。


(しかしとうとう限界が来たのか、唇が触れる寸前で貴女の肩を押し返した。)


【ポッキーゲーム3】